仕事へ行こうとすると、体が動かない。
涙が出る。
夜も眠れない。
食欲もない。
そんな状態なら、退職するかどうかを今すぐ決めるより、まず自分を守ることを優先してください。
強いストレスが続くと、心や身体に変化が出ることがあります。
眠れない、食欲が落ちる、動悸がする。
気持ちが沈んでしまうこともあります。
仕事がつらくて動けないとき、何から始めればいいのか。
この記事では、今の自分を守るために考えたい7つの行動を紹介します。
「消えてしまいたい」「自分を傷つけそう」と感じるほど追い詰められているときは、一人で抱えず、身近な人や相談窓口につながってください。
- よりそいホットライン:0120-279-338(無料・24時間対応)
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(受付時間は地域によって異なります)
今すぐ自分の安全を保つことが難しい場合は、119(救急)や110(警察)への連絡もためらわないでください。
仕事がつらくて動けないときにする7つのこと
- ① 会社からいったん距離を取る
- ② 一人で抱えず誰かに話す
- ③ 心身の不調が続くなら医療機関へ相談する
- ④ 会社とのやり取りや労働時間を残しておく
- ⑤ お金の不安を制度と生活費に分けて確認する
- ⑥ 退職するかどうかは落ち着いてから考える
- ⑦ 今の悩みに合った次の行動を選ぶ
①まず会社からいったん距離を取る

朝起きられない。
会社へ近づくと動悸がする。
涙が出たり、食欲がなくなったりする。
そんなときに、「今日も何とか出勤しなきゃ」と考えてしまうかもしれません。
でも、出勤することだけを優先しなくていいんです。
まずは、これ以上無理を重ねないこと。
会社から少し距離を取る方法を考えてみてください。
- 有給休暇を使って休む
- 体調が悪いことを伝えて休む
- 会社の相談窓口や人事に相談する
- 必要に応じて医療機関へ相談する
かずき今は「辞めるか、残るか」まで決めなくて大丈夫です。まず今日の負担を減らすことから考えてください。
②一人で抱えず、誰かに話す
仕事のつらさを一人で抱えていると、ほかの道が見えなくなることがあります。
話したからといって、すぐに問題が解決するとは限りません。
それでも、自分が何に困っているのかを整理するきっかけになります。
- 家族や信頼できる友人
- 医療機関
- 会社の産業医・相談窓口・人事
- 自治体などの公的な相談窓口
- 電話やSNSなどの相談窓口
会社の人に相談しにくいなら、会社の外へ相談して構いません。
③心身の不調が続くなら医療機関へ相談する
眠れない日が続く。
食欲がなく、気分も落ち込んでいる。
そんな状態なら、心療内科や精神科などへの相談も考えてください。
医療機関へ行くのは、診断書をもらうためだけではありません。
今の状態を医師に診てもらい、必要な治療や休養について相談するためです。
医師が必要と判断すれば、診断書などを作成してもらえる場合もあります。
休職や仕事上の配慮を会社に相談する際の資料になることがあります。



診断書があれば自動的に休職できるとは限りません。休職制度や手続きは会社の就業規則なども確認してください。
④会社とのやり取りや労働時間を残しておく
上司に言われたことや、実際に働いた時間。
あとから振り返れる記録があると、相談するときの助けになります。
ただし、記録のために無理をする必要はありません。
- メールやチャット
- 勤怠記録や給与明細
- 業務指示の記録
- いつ・どこで・誰から・何を言われたかのメモ
パワハラについて記録や相談方法を確認したい方はこちら


未払い残業がある方はこちら


⑤お金の不安は「制度」と「生活費」に分けて確認する


「休んだら収入がなくなる」
「辞めたら生活できない」
お金の不安があると、つらくても無理をしてしまうことがあります。
お金の不安は、漠然と考えるより、利用できる制度と毎月必要な生活費に分けて確認すると整理しやすくなります。
- 休業中に傷病手当金の対象になる可能性があるか
- 退職後に雇用保険の基本手当を受けられるか
- 退職後の健康保険・年金・住民税はいくらか
- 生活費を何か月分確保できるか
傷病手当金は、業務外の病気やけがで働けない場合などに、一定の条件で支給される制度です。
支給期間は、支給開始日から通算1年6か月。
雇用保険の基本手当も、退職理由や加入期間などで扱いが変わります。
パワハラを理由に辞めたとしても、離職理由が自動的に決まるわけではありません。
ハローワークが資料などを確認して判断します。
まず退職後に必要なお金を確認したい方はこちら


退職前後の手続き全体を確認したい方はこちら


⑥退職するかどうかは、少し落ち着いてから決めてもいい


「もう辞めるしかない」
「でも、辞めたら生活できない」
つらいときほど、そんな二択になってしまうことがあります。
ですが、選択肢は退職だけではありません。
- いったん休む
- 休職する
- 異動や業務変更を相談する
- 今の会社に在籍したまま転職活動を始める
- 退職する
今つらい状態なら、これから数年の働き方まで一度に決めなくていいんです。
まず休む。
少し落ち着いたら、お金のことを確認する。
そのあとに退職や転職を考える。
そんな順番でも大丈夫です。
転職先が決まっていないまま辞めてもよいか不安な方はこちら


⑦今の悩みに合った次の行動を一つだけ選ぶ
ここまで読んでも、全部を一度にやる必要はありません。
今いちばん困っていることに合わせて、次にすることを一つだけ選んでください。
- パワハラがある → 記録と相談方法を確認する
- 残業代が支払われていない → 労働時間と給与を確認する
- 退職後のお金が不安 → 生活費と制度を確認する
- 退職すると決めた → 退職の準備を始める
- 上司が怖くて退職を言い出せない → 別の伝え方を確認する
- 次の仕事が決まっていない → 退職前後の転職活動を整理する
退職すると決めた方はこちら


上司が怖くて退職を言い出せない方はこちら


次の仕事が決まっていないことが不安な方はこちら


まとめ|今日は「自分を守ること」から始めていい
仕事がつらくて動けないとき。
退職も、転職も、お金のことも、今日すべて決める必要はありません。
まずは会社から少し距離を取る。
誰かに話す。
必要なら、医療機関や相談窓口にも頼ってください。
そのあとで、次のことを一つずつ考えていきましょう。



退職することだけが答えではありません。休む、相談する、距離を取ることも含めて、今の自分を守れる方法から選んでください。
- よりそいホットライン:0120-279-338(無料・24時間対応)
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(受付時間は地域によって異なります)
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。
心身の状態や必要な対応は一人ひとり異なります。
症状が強い場合や続いている場合は、医療機関や公的な相談窓口などへ相談してください。





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